ルンバ遠近法
「ルンバ、お好きなんですか?」「ええ、もう、すっごく」「へえ、珍しいですね」 ルンバのライヴを観に来たレストランの店員さんに「珍しい」と言われてしまうのはちょっと残念だが、確かに「ルンバのライヴだから敢えて」しかも「土曜の夜に築地まで」足を運ぶファンとなると、数が少ないのは事実だろう。まして、グループ名にまで「ルンバ」を標榜するバンドとなるともっと珍しい。 僕にとって2度目になる Ventú Rumbero (ヴェントゥー・ルンベーロ)の演奏は先日、11/24の土曜日、 Cuban Café (東京・築地)。ひとりで観に行った前回と違い、今回は友子も一緒だ。 前に聴きに来たときは Richard Dueñas がフロントの中心だったが、今回はやはり僕の友だちの Osmel Lapela (写真の前列3人のうち最も上手)。その超絶ダンスが僕を唖然とさせる。 コルンビア合戦に出て行くのは快感ですねー。もう1人次のルンベーロが出て来ようとしてるの、わかります?(写真の右下隅)でも僕がちょっと下向いてばっかしやったのは「男ぶりを見せる踊り」としては失格ですねー。少し自己嫌悪。また次の日から、改めてルンバのレッスンに頑張って通う決心をした僕だった。 前後半ともルンバづくしやった前回とは組み立てが違っていて、休憩をはさんで後半はベースやピアノ、 metales (ラッパ)も入れてソンやコンパルサも演ります。踊りも当然こういうグリグリ系が増える。こういう流れの方が楽しいですわな。ひたすらルンバばっかしやと、なんぼルンバ好きや言うたかて、さすがにちょっと……。 演奏終了後、オズメルよりもっと前からの僕の友だちで、彼のパートナーでもあるスーパーダンサー、ミキちゃんも交えてカシャリ。あかん、遠近法考えて顔の大きな者は後ろに立たなあかんっちゅうのん、忘れとった。
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