仕上げ
実は、元日の晩帰宅後に、羽織の紐は箪笥の引き出しの底から見つけ出していた。しかし、なぜか羽織にそれを取り付けるための部品が片一方しかない。もう片方は縫いつけるしかないだろう、と友子と僕は言い合っていた。 昨2日は、まず箱根駅伝を観戦しながら、書き残していた年賀状に一言ずつ書いて、その後にそれを投函しがてら町田へ出かける。小田急百貨店の呉服売場で、必要なものを見つけるためだ。まずは、黒足袋。これは、サイズや素材さえ売場の人に訊けば、ちゃんと買える。 また、そういう小物を買う過程で、紐を羽織につけるための金具がちゃんと別売りで存在することや、胸元のはだけ防止のための「合わせ止め」というS字型のネクタイ・ピンのようなものがあることがわかった。 そして、1日は浴衣を着るときと同じ「鎌○ぬ(かまわぬ)」の模様の綿の帯を巻いていたのだが、何となくしっくり来なかったので、新しい紺の帯もリサイクル着物屋さんで買い求めた。 チョコちゃん(昨日の書き込みへのコメンテイター)、昨日は写真が小さくてごめんなさい。その結果が、これです。今日はちゃんと、大きい載せるで。 あー、やった! 何とか、「三が日がかりの挽回」、成功。 でも、ホンマのこと言うと、帯の位置をぐっと低くしたために、小走りしたあとの振動で落ちそうになったり(特にそのあとに手荒なことをせんかったんで事なきを得たが)、足袋の中に入っていた厚紙をそのままにして履いていたのに、帰って来て脱いでからやっと気づいたり、やはり不慣れが故のミステイクはいくつかあった。 ところで、本人の許可を取っていないので写真は載せられないが、今日は姪も和服を着た。今日、友子のお母さまの家に集まったのは総勢15人。彼女の弟(その姪の父です)一家はアマチュアとは言え名料理人揃いなので、今日は、胃も心もとっても rico (リッチ)になった。感謝!
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