美しきタンゴ?

 先日行われた「全日本女子サッカー選手権大会」の決勝戦で、日テレ・ベレーザが2-0でTasakiペルーレに勝利を飾り、優勝を遂げた。しかも、得点者はベテラン澤穂希(さわ・ほまれ)とアフロ荒川恵理子という、絵に描いたような展開だ。おめでとうございます。 ここで以前「タンゴ・ベレーザの名付け親は僕」と書いたが、そうです、もちろんその元になっているのは、この日本女子サッカー界随一のクラブの名前なのだ。 時は2006年春。僕は、脳腫瘍の摘出手術から1年余り経ってはいたが、パフォーマンスでは未だチャチャチータスへの客演の機会を残しており、本格的復帰へは今一歩という状態だった。その間友子は、アダジオ商会の仲間の女性数名を集めてチームを作り、ジョルジュさんに振りを付けてもらい始めていた。 最初しばらく、この集まりは仮に「アダジオ女子部」と呼ばれていた。「女子部てことはないでしょ。もうちょっとお洒落な名前つけたらどないやのんな。例えば、『アダジオ・ベレーザ』とかさあ」なーんて、稽古後の飲み会にちょっと混ざった僕が軽々しく口走ったのがそもそもの発端だった気がする。「あ、それいいねー」とOさんが言うたような、言えへんかったような……。 Beleza。スペイン語で「美、美しさ」を意味する名詞が belleza (ベジェーサと発音する)なので、たぶんどこかの言葉で同じような意味なのだろうと思っていた。果たせるかな、本屋でポルトガル語の辞書を立ち読みすると、同じ意味で beleza がちゃんと載っていた。 最終的には「アダジオをそんなにやっているわけではない」という理由だったか、チーム名は「タンゴ・ベレーザ」に落ち着いた。ラテン系の言葉である限りは、名詞を2つ並べるというのは本当は不自然で、例えばスペイン語的にするなら Beleza del Tango なのだろうが、自分が入っているわけではないのであまり気にしないでおいた。 というわけで、そのときは自分に関係なかったはずの Tango Beleza と、もうしばらくお付き合いすることになりそうです。皆さん、よろしく。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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