共犯者たちよ、いずこへ

キンティン、大砲の弾、それが彼のあだ名彼は頭が大きいから おでこなんかメロンみたいだし…… キンティンは、子どもの頃からデコッパチだ大砲の弾だとバカにされるが、フィエスタでルンバを踊らせると天下一品。「オリエンテ(東部地方)へ行く」と言ってふた月もいなくなりみんなを淋しがらせた彼が、やがてハバナへ帰ってきたときには何と、絶世の美女と一緒だった…… "Quintín Bola de Cañon" はこういう歌だ。 Chispa y los Cómplices (チスパ・イ・ロス・コンプリセス)の2002年のアルバム "¿Qué le pasa a mi negra?" (←リンクはCD会社 Cuba Chévere Musikproduktionen のサイトのこのアルバムの紹介ページ。スペイン語ですが、このページの右上のリンクから英語やドイツ語のページにも行けます。ベルリンにある会社なので名前がドイツ語なのだ)に収録されているこの曲は、1999年に "New pa' que vea" でティンバの新しい旗手として華々しくデビューした彼らにしては珍しく、ソンのアレンジが施されている。 それだけにいわゆる「ごくソンっぽいソン」よりは少し今風で、かと言ってあまりサルサ寄りでもない(わかるかなあ、この感じ?)のがとても心地よい曲なので、パフォーマンスに使えそうなものとしてずっと前から僕はマークし続けてきた。それを今回の夏のショウでいよいよ使うことにしたのだ。 ただ、この「火花」を意味する「チスパ」ことイグナシオ・R.セルバンテス率いるロス・コンプリセス、以前にも一度デビュー盤のタイトル曲を3人チーム時代の「リトゥモマニア・ハポネサ」で使ったことがあって、僕の好きなグループの1つなのだが、上に書いた2枚目以来アルバムの発売の話は残念ながら聞かない。ネット上を検索してみると、ライヴ活動は続けているようなのだが……。 憧れの「共犯者たち」(グループ名の意味)に、キューバへ行けば会えるのか。因みに、マノリート・シモネー・イ・ス・トラブーコと、バニアとヨルダミスがフロントだった頃のバンボレオを日・キュー両方で観たというのが僕のちょっとした自慢だったりします。 自分たちの踊りの進み具合についての、途中経過はまた今度。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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