Anywhere, at any condition

 僕たちの自宅に近い大和や、僕の勤め先に近い藤沢でサルサのレッスンをかつてしておられたからだっただろうか。「キューバ好き」という共通項があったからなのか。 僕にとってとかく「このひととなんで仲良くさしてもらうようになってんやろ、でも、ま、ええわ」の多いダンス界にあって、Reinaさんは一番この疑問が強いうちの1人だ。誰かのクラスに共に出た間柄でもなし、同じようなイヴェントでたて続けにご一緒したわけでなし(たぶん)、まして彼女のレッスンを受けたというのでもないのに、いつの間にか彼女の出番には何度も足を運ぶようになり、そして今回。 ダンサーとしてはフラ、タンゴ、ボールルーム・ダンスなどもこなされると聞いていた彼女が、なんと絵の初個展をするというのです。場所はいつも彼女がレッスンに使っている横浜のクラブ「ダイアモニア」。 ここは一見単なるアパートかなんかのような入口で、階段を上がると、途中の別のテナントの入口から、成田三樹夫さんが「クドーちゃーん」と言いながら出てきそうな雰囲気、それが僕は大好き。だから逆に「こんなとこでクラブなんかやってええんかいな」と思わせる感じが、ワクワク感を引き立てます。 その個展は6/15から。その日のオープニング・パーティーのお誘いメールをもらった僕は、彼女のサイトに「7/13のクロージング・パーティーを盛り上げてくれる人募集中!」と書いてあるのを見逃さず、しっかりとお祝いと売り込みに出かけました。日頃からのマメなお付き合いの甲斐あってか、2つ返事でOKをいただいた。彼女が描いた絵をデザインしたTシャツも買って帰ったし。 そしてその「クロージング」が昨日だった。オープニングでは、全然世代違いなのに「あの、素晴らしい、あーいーを……」と歌って座を盛り上げたギター弾き語りのユウジさん、あの "Moliendo Cafe" の、なんとインドネシア語版まで披露してしまったピアニストのユキーラさん、そしてこの日のために山を下りてきた「Machakoさんことオチュン」という、そうそうたるメンバーに混じって踊らせていただいたのである。 集中力が欠けたと言って反省しきりの友子さんでしたが、俺は結構気持ちよかったぜい(左端には、友子の友だちが写っているのでとりあえずカットしました)。直前に確認した踊りの改善点、反映でけへんでごめんね。 今回のパーティーでは、まずReinaさんの交友関係の幅広さに改めて驚いてしまった。自分の催しに、これだけ多くの分野のアーティストたちを呼べるダンサーって、あまりいないと思う。 そして、ダンサーの1人として痛感したのは、基本的にどんな広さでも、どんな床でも踊れなければいけないことだ。今回のように、お客さんが余りに間近にいても、床がコンクリートでも(漁港でも演ったことあるしな)、スペースがやや小さくても、程よい緊張感を保って、集中して、演る! 今回は幸いにそれがうまくいったが、今後継続しての課題である。 パーティーが終わったのは夕方5時、まだ明るい横浜の街を後にして、僕らは次に日本大通り "Zaim" ---ユージン&アリサ主催のミロンガへと移動したのだった。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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