雨ニモ負ケズ
25日の月曜、アダジオを採り入れたブラッシュ・アップようやく開始。プライヴェート・レッスンの終わり際にジョルジュ師匠、やや苦りきった顔で「……練習して下さい」。 この日にもう少し踊って、その後のビデオ研究、29日・金曜日の地元スタジオでの練習を経て、いよいよ "Quintín mejorado" の披露当日がやってきた。 「当日」とは言え、何もやらずにいきなり現場へ行くには未だ不安がつきまとう。2日前に使った中央林間の練習場は日曜は休みなので、恵比寿のG-Boxに1時半頃に入る。タンゴのぎゅう&マイちゃんとフロアを分け合いつつの練習である。 ラストのアダジオを音なしで何度か、そして通しを3本ほどやって、あとは師匠の命に従い軽くスタジオの掃除をしてから立川へ向かう。 新宿から立川までは中央線の特別快速で30分足らず。途中、中野・吉祥寺・三鷹と、昔踊りや音楽絡みで来たことのある街をいくつも通り過ぎて、妙に懐かしかった。 今回38回目を数えるという「タチサル(立川サルサナイト)」会場のレストラン "Sheep" までは立川駅南口から徒歩5分程度。少々(素敵に)アヤシイ通りを抜けた先の線路沿いにある、踊りやすそうなフロアを備えたお店だ。ここで2回ほど通させてもらって、やがて開場。 降り出した雨も何のその、お客さんが来るわ来るわ。最終的には68人(主催者サイト発表)になったそうで、お店の空間はいっぱいいっぱい。ショウをする側としては願ったり叶ったりだ。 6時半からのまーくんの初心者レッスン、7時10分頃からのDJタイム(お皿を回すのは、久々に会う僕の昔のバンド仲間、 "DJ Ahí-Namá" である)と続き、9時前からいよいよ僕たちのパフォーマンスである。 踊るのが僕らだけで、かつみんな「自分が踊りに来る」のが主目的だった(ように僕には見えた)ということもあり、初めやや温度が低い感じがして気になったが、そこは新たに入れた振り(リフト)に助けられた。そこで一気にお客さんが沸いて、盛り上がったように思うのだ。あと2人で抱き合って徐々に立ち上がっていく振りや、そしてもちろん苦労した(苦労している)最後のキメのアダジオでも大拍手をいただいた。 温かいお客さま、温かい主催者、素敵な場所、いろんなものに助けられて3度目の「キンティン」は成功に終わりました! 皆さんおおきに! おまけ。先日、南林間「ジャラック・プティ」の美容師Nさんが「ちょっと後ろの方長く残してみました。ワックスつけたりするとき、立たせてみて下さいね」とおっしゃったので、やってみた。いかが?
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