夏、サルサ島へ(3)--フツーじゃないNPO法人
2007年、オスカル・デ・レオン(コロンビア)。 2005年と2006年、ロス・バン・バン(キューバ)。 2003年と2004年、マノリート・シモネー・イ・ス・トラブーコ(キューバ)。 2002年、ダビー・カルサード・イ・ス・チャランガ・アバネーラ(キューバ)。 2000年、バンボレオ(キューバ。このグループは、フロント・メンバーの入れ替わりが激しいので写真掲載はパス)。 ……という、目もくらむような数々の大スターを招聘するだけではなく(グループ名は筆者調べ。また、僕の主観で「大スター」でないバンドは省いてあります)、地元のダンサーたちを集めて出演機会としている、それが「NPO法人ティエンポ・イベロアメリカーノ」が毎年夏に行う催し「イスラ・デ・サルサ」である。 一口でNPO法人と言ってもいろいろなNPO法人があるが、これだけの大きな催しをやれる地力のあるNPO法人って、正直言ってすごいと思う。僕も障害者福祉をやるNPO法人の理事だから、とりわけそう感じる。 もちろん Isla de Salsa はティエンポの活動の一部分で、この法人はダンス教室、スペイン語教室、ダンス・イヴェントなどを日常的に行っている。これから約ひと月後僕が福岡に行けば、もっとティエンポの具体的な姿が見えるだろう。そうしたら、ダンサーとしての連帯感に加え、NPO法人を運営する者としての連帯感で、この法人の会員になってしまうかも知れない。 フアン・ルイスを中心とした催しそれ自体に対する希望。本場の長浜ラーメンを味わえたり、憧れのヤフー・ドームを訪れられたりする楽しみ。そしてブロ友のチョコちゃんに初めて会えるかも知れない期待。それに加えて、同じ「NPO人」として、この「スーパーNPO法人」に実際に触れられるかも知れない緊張感……って、そんなこと考えて「イスラ」に行く奴、何万人もの観客の中で、たぶん1人か2人ぐらい?
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