投票しっかり、確かな実績
僕も呼びかけ人の1人に名を連ねた「未来プロジェクト」のような、投票済証明書を提示することによる店舗などのサービスを増やすことによって、投票率の上昇を図ろうという動きに、藤沢市の選挙管理委員会などから疑問の声が出た。 それに対して「プロジェクト」の大将の古屋賢悟くんが公開質問状を書き、それについて藤沢市選管から回答が届き、更にそれが「どうも意味がわからない」と市役所のサイトに僕が個人的に質問した……ここまでの一部始終は、9月10日のこの欄に書いた。そして先日25日に、選管事務局のSさん名で、メールで回答が帰ってきた。 その内容を箇条書きにすると(賢悟くんの「公開質問状」と違い、質問の際に「回答を公開する」と僕は明言していないので、回答文そのままの引用はしません、ご了承下さい)、・未来PJのようなキャンペーン活動に異を唱えはしない・しかし、こんな活動が広がっていくとすると、選管事務局が懸念する要素もあるだろう・各種割引は今後普及するだろうが、このような利用を前提とした証明書の発行基準や書式の変更等は考えていない・投票済証明書のあり方や発行手続などにおいて、選管が主体的にこの種のキャンペーンに協力するためのハードルは多いので、そういう現状への理解をお願いしたい ここで言う「選管事務局が懸念する要素」とは、最初の賢悟くん宛ての回答にもあった、「投票の誘導や利益供与に結びつきやすい」「投票率アップのための運動との関連性が希薄な、集客効果を優先したキャンペーン」や「選挙の性質からして証明書によるサービスが歓迎できない業種」などを意味するのだろう。
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