2010、スピリッツイヤー(1)五代くんから耕平へ

 青年マンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」が「創刊30年目の第1号」を発売した。グラビアには、創刊のまさにその年に生まれた、広末涼子さん。 創刊号を買ったのは、僕がまだ高校3年生だった1980年の、確か秋頃だったと記憶している。小学館が「ビッグコミック」「……オリジナル」に続く3つめの青年誌を、満を持して世に送り出した当時の連載陣は、はるき悦巳「ガチャバイ」、宮谷一彦「虎の娘(とらのこ)」、青柳裕介「はるちゃん」等々。 そして、今なおドラマ化までされつつ語り継がれる、ある意味不朽の名作、高橋留美子「めぞん一刻」も「創刊号組」だ。諸星あたるがいつものように一刻館を出て行こうとしていたときに、響子さんが「こちら、一刻館ですか」と登場したときの衝撃は、僕は今でも忘れない。 予備校、大学と進み、時折手にする「スピリッツ」に、「軽井沢シンドローム」が連載され始めるのと、同誌が週刊化されるのと、どちらが先だっただろうか。 東京で食いっぱぐれて故郷・軽井沢に舞い戻って来たカメラマン・耕平とイラストレーター・純生(すみお)、そして彼らの周辺の男女の絡みを描くたがみよしひさのこの劇画は、ちょっぴり背伸びしてみたかった僕に、大人の世界を垣間見させてくれた。([2]につづく)

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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