「クリスマスはクリスマスとして祝いましょう」教
学生ぐらいの頃から、「クリスマスはあくまでクリスマスとして祝う」ことに僕がこだわってきたことは、以前にも書いた。12月24日の夜は必ず教会へ行く。好いたらしい女の子がいれば、その娘を誘って教会へ行き、食事等々は礼拝が終わってからだ。 そんな僕の今年のクリスマス・イヴは、例年どおり日本キリスト教団高座渋谷教会で迎えた。今年は、教会員4人での賛美歌の合唱や、ゲストのヴァイオリンによる前奏・後奏、同じくゲストによる絵本の朗読など、昨年までになかった企画が盛りだくさんの楽しい礼拝だった。終わった後はみんなでけんちんうどんを食べて解散。 一方、それを遡ること4日。上松美香さんのファンの集いのあと、実は僕たち夫婦は横浜・みなとみらいに移動していた。向かった先はワールドポーターズ前のナビオス横浜、「キャンドルカフェ2009」の会場だ。 四面のプラスティック・シートに絵でも文字でも自由なことを描き、ろうそくに被せる。そのろうそくを連ねて、「炎のプロムナード」を形作ろうという、壮大でありながらとても心温まる催しである。 男女のカップルや親子連れはもちろんいたが、女性の2人連れも何組か、同じテントの中でシートに絵を描いていた。 僕がよく読むブログの筆者の方々のうち何人かは、残念ながら「独りで寂しいクリスマス」のことを書いている。僕はそんな人たちに、「教会へ行けばよかったのに」と言いたい。教会へ行けば、必ずそこには「イエスの誕生を一緒に祝いましょう」という人たちがいて、きっと心が温かくなるのだ。 あなたの宗教的な態度云々は別にしてしまっても構わない。いわばそれは「クリスマスはクリスマスとして祝いましょう教」と言ってしまってもよいものだと、僕は思っている。
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