特設舞台から、豆を撒いた

 集合は節分のその日2月3日、祈祷の始まる30分前の午後2時。会場の時宗総本山遊行寺(ゆぎょうじ。別名清浄光寺/しょうじょうこうじ)の寺務所入口で受付を終えた僕たちは、お寺の信徒会館の大部屋に通され、そこでまず衣服の上に裃を着けてもらった。定刻になり、法螺貝を吹くお坊さんや、纏を持ったお寺の職方の皆さんを先頭に、年女・年男は皆行列をなして本堂に向かった。 自分と同じ今年48歳をはじめ、36, 60, 72歳の人たちは普通にいてはったけど、24歳らしき人は1人もいてへんかったな。参加するのに必要な×万×千円の志納金が、確かに24の頃の自分にポーンと払えたかと訊かれると……。 袋に入った当たりくじつきの豆撒きを心待ちにする群衆をよそに、僕たちはお堂で祈祷を受ける。その間集まった人たちはこんな感じの「西富ばやし」(藤沢市指定無形文化財)を見聞きしながら待つ。 そしてお祈りが終わるといよいよ本番の豆撒きだ。寺のお上人さまを先頭に舞台に上がり、がしがしと投げる。この日は、ここに程近い僕の勤め先の利用者たちにとっての年中行事なので、主に彼女たち/彼らに向かって撒いた。 撒ききったあとは、記念撮影をして、特大の福枡に入った福豆とお札をいただいて、解散。そして僕は、利用者たちと一緒に作業所で、この日休みを取っていた友子が作ってきた恵方巻を食べた。友子に、写真を撮ってくれたことと並んで、大大大感謝。 これがその全員写真だ。最後列左から2番目が僕。 何年も前から、事業所の恒例プログラムと自分の豆撒きをドッキングさせようと目論んでいたのが、ようやく実現してすっきりしたと同時に、47年余り健康に生きてこられたことを本当に感謝したいと思う。あ、一応言っておきますが、その「×万×千円の志納金」は事業所経費から支出したりせず、自分で払いましたからね。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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