『のいちんどんまん』の応援を受けて-『2日だけ遍路』への道(8)
5/2(日) 推定距離18.4km 総所要時間・約6時間30分土佐くろしお鉄道のいち駅 ↓第28番札所・大日寺 ↓第29番札所・国分寺 ↓第30番札所・善楽寺 ↓JR土讃線土佐一宮(とさ・いっく)駅 1日目に得た教訓2つ。一つ、最後の札所に余裕を持ってたどり着くために、朝は早く歩き始めるべし。一つ、同じ理由で、朝のうちに弁当を買うなどして、昼食の時間を極力節約すべし。 2つめの教訓のためと、観光のために朝6時から出かけた追手筋の「日曜市」です。昼用のお寿司盛り合わせの他に、前の日の昼に食堂で飲んで美味しかった「はぶ茶」の葉、高知名物「帽子パン」、西日本独特の飲み物「ひやしあめ」も買いましたな。この通りは繁華街に近いので、(おそらく)仕事を終えたばかりの若いスーツ姿の兄ちゃんたちが瓶ビールで乾杯する姿もあった。 ホテルで軽い朝食を摂ったあと、土佐電鉄の東の端の後免町(ごめんまち)駅、そこから更に乗り換えて土佐くろしお鉄道・のいち駅まで行って歩き始めたのは、結局前の日と同じ朝9時だった。遍路道沿いに宿を取っていないが故に、前記の1つめの教訓も生きないかと思ったが、初日でいろいろ勝手がわかったし、しかもこの日最初の霊場は駅から1時間かからない! 僕たちは快調に歩を進めた。 こんな感じの田んぼ道や、静かな住宅地を抜け、次のお寺・土佐国分寺に着く。高知市に近付き、最後にガツンとバイパス道の歩道を通って山を下りたところが、この日最後の札所だった。お互いに写真を撮り合っているので、これがこの旅行ただ1枚のツーショット! そこから土佐一宮の駅まで歩き、土讃線の列車で高知まで舞い戻る。土産物を買い、はりまや橋とその近くの「鉄のはりまや橋」に寄り、その夜は贅沢をせず、ホテル近くの「けつねうどん」屋の大将のウンチクをアテにして呑んだのだった。
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