讃岐うどん遍路-『2日だけ遍路』番外編

5/3(月・祝) 推定距離・特に計測せず 所要時間・約4時間30分(途中の電車移動含む)ことでん志度線・八栗駅  ↓第85番札所・八栗寺(やくりじ)、に行けないこともなかったが、その手前の番外霊場、もとい、うどん屋「山田家」へ(ぶっかけ300円)  ↓再び八栗駅  |(ことでん志度線)  ↓ことでん・瓦町駅  ↓オールセルフのうどん屋「竹清(ちくせい)」(長蛇の列に、さすがに食べるのは諦める)  ↓うどん屋「誠」(天ざる500円)  ↓石清尾(いわせお)八幡宮  ↓オールセルフのうどん屋「松下」(かけ180円)  ↓JR四国・高松駅  四国に行くと決めた時から、ずーーーっと妻は「讃岐うどん、讃岐うどん……」と札所巡りそっちのけでうわごとのように呟いていて、高知へ飛ぶ当日に遂にこんな本を買った。(田尾和俊「麺通団の最新讃岐うどんの巡り方&讃岐うどんの基礎知識」2010, 西日本出版社) 普通こういうガイド・ブックは、ライターさんがたまたま見つけた素敵なお店!みたいに書いてあるにもかかわらず、実は店が宣伝費を払って書いてもらっている場合がほとんどなはずなのに、この本はおっそろしいほどマニアックです。今風に言うと、コアです。どう見ても、お店からお金は出ていない。編集者たちの伊達酔狂と、本それ自体の売上だけでやっているとしか思えないような内容なのだ。 3日目に早暁7時発の高松行ディーゼル特急「しまんと」号で南国土佐を後にした僕たちは、その「麺通団」さんたちに載せられて、上に書いた「誠」を除いた3店を選んだ。「竹清」に入れなかったのは残念だったが、「誠」を含め、見事に「三店三様」。 「山田家」は遍路道の途中にあり、第85番の札所・八栗寺へと上る坂の途中にある。広い駐車場を備え、座敷まである、いわば「うどんのテーマパーク」だ。「誠」は、普段の日なら観光客など来そうにない、めっちゃ素朴な店。そして「松下」は、オールセルフの勝手がわかっていないと美味しく食べられそうにない、逆にわかっていればいくらでも自分好みのうどんを作れそうな、そんな究極の通好みの店だった。うどん遍路こぼれ話①これも1つの「お接待」? 八栗の駅でうどんの本を持ちながらキョロキョロしていると地元のおばさまが道案内してくれるし、僕らは当然歩く格好のままなのでお遍路さんとすれ違うと挨拶し合うし。②270人は食べることができたのか? 八栗から中心街・瓦町へ電車で移動し、香川県庁近くの「全てがセルフサービス」の「竹清」を目指して歩く。ところが、そのお店の入口からは延々長蛇の列が……。一度は並び始めたが、妻が並んでいる人数を数えてみると、なんと270人! ましてうどんや天ぷらを出す段取りもゆっくりだという。僕たちは早々に諦め、別のうどん屋を目指した。その途中で見つけたのが、ガイドには載っていない「誠」だったわけだ。 その「誠」で、僕たちがついていた4人掛けのテーブルに、「相席でもいいですか?」と言われつつ後から座った「1人欠けてるけどPerfume風」の女の子2人連れを妻が指して「あーーー!」と言うではないか。「さっきの列で、すぐ前に並んでた人たち!」 そうなんです。訊けば、妻が僕に告げていた「270人」を聞いて、僕たちに少し遅れて列を離れたらしいのです。それが僕たちと同じテーブルにつく、何というご縁! そのあとも彼女たちは「松下」でもお会いしています。東京からいらっしゃったそうで、どこかでまたお目にかかるかも。③信じられない量の天ぷら たまたま見つけた「誠」は、ブログのいくつかの記事を見ると、本当に「決してガイド・ブックには載っていない、地元の人しか知らない名店」なようで(僕の里の長吉で言うなら、たこ焼の「こけし」ですな)、ホンマにええとこに当たったと思う。「あの量で僅か+350円」の天ぷらはやはり有名なようだ。 高松の駅に歩いて戻った僕たちは、快速「マリンライナー」に乗って瀬戸大橋を越え、岡山から「のぞみ」で家路についたのだった。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

0コメント

  • 1000 / 1000