火鳥風月

 平塚なら七夕、大和では阿波踊り。藤沢だと、屋台のお店こそ出ないが、同じ日の市民まつりがそれに当たるだろうか。どこの市でも、「この日が1年のうちで最も賑わう日」というのがある。それがここ、秦野市は「たばこ祭」の日なのだろう。
  案内してくれたのは笑顔いっぱい、地元生まれのるりちゃん! これはうずらの卵入りたこ焼を探し回ったあとに、ようやく見つけて喜んでいるところ。

 たばこが特産物だったからこその「たばこ祭」なのだが、実は秦野でのたばこ栽培はもう25年以上も前、それこそるりちゃんが生まれた頃に終わっていて、それ以降はたばこと縁のある「火」が中心テーマのまつりに変貌を遂げているのだ。これは、太鼓の音と共に繰り広げられた、東京ディズニー・シーの夜のスペクタクル「ブラヴィッシーモ!」を思い起こさせる花火仕掛けだ。龍の頭の後ろに、「火鳥風月」の文字が見える。
 

 11月の文化の日には、秦野の別の場所で彼女は焼き鳥を焼いているらしい。踊りの練習などを入れなければ必ず来ると約して、秦野駅周辺の交通規制が解除される頃に、僕は街を後にした。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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