『東京2020』へ向けての決意―『東京2013』に触発されて
1970年代に、高校野球の開会式を甲子園で僕は何度か観ていて、あの有名な永井道雄文部大臣(当時)の、雨上がりの夏の大会での「今日は、いい天気になりました」という型にはまらない挨拶も生で聴いた。バルセロナ・オリンピック(1992年)の開会式(*)は旅行でちょうどメキシコにいたときにテレビで観て、日本以外でオリンピックに接するという貴重な経験をした。 しかし。去年まで67回もやってるのに、しかも我がとこの国を代表する年に1回の催しなのに。その開会式を一度も観たことがないスポーツ大会がありました。 国民体育大会、「国体」ですね。今年の東京国体(スポーツ祭東京2013)の開会式のアトラクションに、地元調布の「チャチャチータス/富田雅美ダンスユニット」が出るというので、初めて行ってきました、味の素スタジアム!(てゆーか、そういう理由がないとやっぱり二度と行くことはないかも。9/28・土) まずは選手入場前の部分で、ピッチいっぱいに広がって「ゆりーとダンス」。上の写真の中央のピンクのスカートがチャチャチータス、下の写真で頭に白いかもめ(ゆりーと)を被っているのが年齢の低いチャチャベイビーズの子たち。僕たちに当たった席がアウェイゴール側、バックスタンド寄りの2階席だったので、この大きさが精一杯です。でも、広いピッチをものともせず跳びはねる彼女たちの姿は、僕が15年ほど前からおつき合いしている「初代」の娘たちと全然変わらない。すっごく楽しそう。 日が暮れてからの「式典演技」にはチャチャチータスの娘たち、もう社会人になっているその「初代」の娘たち数人と、雅美さんはじめダンスユニットの先生2人が出演。暗かったからなおさら、青い法被を確認するのが精一杯だった。 自分たちの集団だけでなく、たくさんのダンサーと共に1つの大きな作品を作り上げる面白さ。昔、市川奈美さんの教室の発表会や「キューバン・ダンス・フェスティバル」のエンディングの踊りなどで少し経験したことはあるが、この日のはサイズが違う、うらやましい! 決めた! 7年後の7月、僕は必ず国立競技場のピッチの上に立つ! そのためのつて、情報、手がかり等々、ご存じの方は何でもいいので僕に教えて下さい。 光と音と、素敵なパフォーマンスでできた開会式が素晴らしかったので、帰り道調布の「スタボン」に立ち寄り絶品料理に舌鼓。ここに一番最初に連れて来てくれはったんは雅美さんやったな。(*)この大会ではカタルーニャ語の順番で、またソウル1988ではカナダラ順(韓国語の順番)で各国が入場したが、2020年の東京ではぜーったいにあいうえお順の入場にすべきだと僕は考えている。それが日本の文化やもん。 それでやるとアイスランド、アイルランド……と、Iなので本来真ん中あたりの国が最初に来る違和感がビミョーに楽しいし、「だいかんみんこく」と「ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく」は、特に1つの選手団にしなくても入場順が近くなって、会話が生まれて仲良くなる……なーんて副産物も生まれるはず。 考えが似ている人の書き込み→北京オリンピック開会式の順番
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