久美浜から浅草への長ーい旅路
その印象は、「日本で一番アツい場所」四万十か多治見か甲子園か、はたまた行っても行っても終わりがない六甲山の縦走か。いやそれよりも、ゴールは遠かったけど周りに仲間がいて心強かった、久美浜の臨海学校(京都府の日本海側。高一のときに参加)の遠泳の感じに一番近かった、それが僕の初めての浅草サンバカーニバルだった。 1つ前の書き込みにもあるように、午後4時前から踊り(歩き)始めるとは言え、現地集合は朝の9時。それから住宅地の公園を使って2時間ほどコミサンの隊列の確認をし、そのあと30分近く歩いて既に観客が陣取り始めていた雷門周辺を抜けて控室のスポーツセンターへ向かう。そこで最後の縫い物をして、昼ごはんを軽く食べて、身体を伸ばして、メイクをすればもう完スタ(完全スタンバイ)の午後2時である。 そこから再びスタート地点まで、行進の際のエスコーラ内のチーム(アーラ)ごとに順番に向かう。馬道通りに出たら、パレード場所ではないが沿道にお客さんはいるので、寛平爺さんは爺さんにならなければならない(T_T) そしてアレグリアのテーマソングに続いてカウントがかかりエスコーラ全員で「好っきゃねん、好っきゃねん大阪」の連呼、それに続いていよいよエンヘードの開始だ。 よかったことは、・振りのクライマックス、パシスタ・キャンディをえのさんと左右の腋の下を持って差し上げるリフトは全回成功!・真っ昼間で暑かったわりには、夜の湯河原より消耗は少なかった(力をセーブして踊れた)!・よしきヤクザに奪われた杖で頭を叩かれるシーンでは、J:COM生中継司会の笹木香利さんの笑いをしっかり取っていた!……などなど。うまくいかなかったことはいろいろあるけど、今後の成長のために生かすということで、ここでは触れずに置く。 わずか35分間で、衣装は外側のチャンチャンコに至るまでグッショリ、ゴール地点でもらったスポーツドリンクなど、一気に飲み干してしまった。 総合順位は4位(「テーマの表現」と「躍動感」の部門点は共に3位!)、そして審査委員長が「音楽的に優れている」ことを認めたエスコーラに授与すると言われているらしい「なぎら健壱特別賞」も受賞した。 ダンス、リーダーシップ、新しい仲間。たくさんのものを僕にもたらして、今年の「浅草」は終わった。コミサンのみんな、アレグリアの皆さん、サンバもろくにわかってない僕を迎え入れてくれて、ホンマにありがとう。この演目自体はまだ演る可能性があるので、衣装の綻びも早よ直しとかんと……あ、うまいこといけへんかったこと、1つ書いてしもた(^_^;) おまけ、京都府のサイトに載っている久美浜港の航空写真(2002年撮影)です。内海なんですね、もう35年も前の話やし、湾内で泳いだのか、外海やったんか、そこは憶えてもいませんが……。
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