ティラノザウルスの逆襲

 1990年頃、近鉄バファローズのファンだった僕が年中行事のように体験していた「天王山」(もちろん当時の相手は、黄金時代の西武ライオンズだ)。その緊張を今年、何年かぶりに味わおうとしている。 今年、我がオリックス・バファローズは昨年までと違い、「手堅く送り、しっかり走れるチーム」に変貌した(犠打が安達了一39、伊藤光31、平野恵一16。盗塁は糸井嘉男28、エステーバン・ヘルマン・グリーディ27、安達20)。糸井(.331、16本塁打、69打点)、ウィリー・モー・ペーニャ(.260、28本、75点)ら一発長打のある選手に加え、金子千尋(12勝4敗、防御率1.70)、西勇輝(12-7、3.01)、ブランドン・ディクソン(8-10、3.72)、松葉貴大(7-1、2.48)、東明大貴(5-5、3.78)、吉田一将(5-4、3.10)の先発6本柱と佐藤達也(3勝4敗1セーブ34ホールド、1.40)から平野佳寿(1-2-34S-6H、2.72)と締める鉄壁の救援陣を擁し、シーズン初めから福岡ソフトバンクホークスと熾烈な首位争いを展開してきた。 オリックスは現在115試合を消化し、67勝47敗1分、勝率.588。2位で、首位のソフトバンクを1.5ゲーム差で追っている。そしていよいよソフトバンクと今日から福岡ヤフオク!ドームで3連戦、続いて再来週の火曜・16日からは京セラドーム大阪で3連戦である。 自分が好きな選手やから特にそない思うんやけど、上に書いた選手以外にも大きな鍵を握る男、それがT-岡田(岡田貴弘)だ! 2010年には33本のホームランを放ちタイトルを獲得するも、その反面136三振を記録し(出場試合数は129です。1試合に必ず1回は三振してる計算(T_T))、ラルフ・ブライアント、中村紀洋ら、「ホームランか三振か」という、近鉄バファローズの豪打者の流れを汲む選手だ。今年は.270、18本、60点と、最盛期の成績に少し近づきつつある。コイツがペーニャのあとに控えていると、簡単にペーニャとの勝負を避けることができないという図式は、かつて王さん・長嶋さんがいた頃の読売ジャイアンツをさえ彷彿とさせる。 先月8月8・9・10日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天Koboスタジアム宮城)が3試合とも雨で中止になった影響もあり、オリックスは今日ソフトバンク戦に始まり10連戦、1日あいだを置いてそのあと9連戦という日程が組まれていて、まさに真の実力・地力を試される時が来たと言える。今日から約半月後、18日の対ソフトバンク最終戦の日には、パ・リーグの優勝の行方はほぼ決まっているのだ。 90年代の西武は、近鉄がいくら勝っても勝っても追いつけない、ファンをも疲弊させるような存在だった。でも大丈夫、今年のホークスに、そこまでの強さは感じない。貴弘が打てば、必ず勝てる。いけるぞバファローズ!(記録は8月31日現在)

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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