夢は成田かホセ・マルティか

 マドリーで妻との関係に悩むハビエル(フリアン・ビジャグラン)は、たまたま訪れたコロンビアはカリでサルサと、そして美しいダンサー、アンジー(カロリーナ・ラミーレス)と出会う。アンジーは地元の若者たちにダンスを教える傍ら自分自身も、ダンス・パートナーであり元夫でもあるウィリアム(ジョン・アレックス・カスティージョ)とどうけじめをつけるか思案の日々だ。 ちょっとした行き違いの末に、ハビエルがマドリーへ帰る当日はなんとアンジーたち "Estrellas de Cali"(エストレージャス・デ・カリ、「カリの星たち」の意)のオーディションの日。踊り終えたアンジーは、衣装のまま、タクシーの中で舞台メイクを落としながら空港へと急ぐ…… 今年のLBFF(Latin Beat Film Festival)に出品された "Ciudad Delirio"(コロンビア映画、チュス・グティエーレス監督。日本語題名「デリリオ-歓喜のサルサ-」。ここをクリックすると製作場面を取材した動画に飛びます)の物語自体はまあ、よくありがちなものだが、ダンス場面は全部目を皿のようにして見せてしまう。サルサ、クンビア、チャチャチャなど、音楽的にもとても豊かな映画だ。チャチャチャもカリ風の味つけでみんな踊っているのがとても興味深い。 そして極めつけはラスト、正確に言うとストーリーとは関係ないエンドタイトルの背景で、登場人物のほとんどが、名曲 "Cali Pachanguero" (Gpo. Niche)に載せて、カリの空港ターミナルで踊り倒しているのである。昔、成田のターミナル・ビルの中を闊歩するジャネット・ジャクソンの一団が突然踊り出すという航空会社のコマーシャルがあったが、あんな人数とは比べものにならない。ロードショウ公開はせんと思うし(して欲しいけど、ええ作品やから)、がっつりネタばれ、シツレーしましたー!。 決めた。成田でもホセ・マルティ国際空港(ハバナ)でもベニート・フアレス国際空港(メキシコ市)でもええから、あんな広いとこ使うて思いっきり踊ってみたーい! ホンマはしっかり仕込んで、「サルサ・フラッシュ・モブ」くらいやりたいけどね。 ところで今朝の「横浜ブルク13」は "Todas Estrellas Salseras de Yokohama"(横浜サルサオールスターズ)大集合でした。昨夜までに僕の1つ前の列に座らはるて聞いてたDJ MさんやDJ Eさんら、知った顔ばっかしのほとんど貸し切り状態でした。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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