マゴがライバル
「サルサが上手くなるためには、バレエは避けて通られへん道」とか何とか言うて、当時六本木で友だちのGくんが経営していたサルサ・スタジオでやっていたレッスンに通い始めた。僕はそれから断続的にやりながら早15年ほど経つけど、未だにカトルに悩み、グリッサードってこんなんやったっけ?と迷い、ワルツステップを乱して頭を抱える。 かたや、バレエを始めてわずか3か月の優。昨日が発表会デビューで、「くるみ割り人形」のチャイナのヴァリエイション(お茶の精の踊り)と「プリンク・プレンク・プランク」(Leroy Anderson)を演った。「くるみ割り」のエシャッペは1番から開いて・閉じてを繰り返しているだけだったが(本来のエシャッペは5番のポジションから前後の足を入れ替えながら連続でやる。5番からやるのは簡単ではないので先生が要求していなかったかも)、レヴェランスの時には、前足が真横に向くくらいの角度でしっかり4番に開いていて、彼女は生まれて4歳2か月にして、初めて僕にマジで「ライバル」と意識させたのだ(T_T) これから先に可能性が開けているという点では彼女も僕も同じだ。でも、その持っている時間はたぶん圧倒的に彼女の方が長い、それは素直にうらやましいと思う。 ともと僕からのプレゼント、やたらデカい箱だけど中身はいったい何?と見つめる優。このハートに続いて、中からはこんなバレリーナの風船が出て来ます。バレエの立ち方のポジション別参考写真は一番下に。
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